日本ハムが今季3度目のサヨナラ勝ちで連敗を5で止めた

日本ハムが今季3度目のサヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。延長11回裏1死一、三塁で松本剛内野手(23)の内野安打で勝負を決めた。3点を追う8回には、レアードが防御率0・00だった楽天福山から同点21号3ランを放った。起死回生の1発に、救援陣も踏ん張り、後半戦の初勝利を挙げた。

【写真】レアードに本塁打を浴び、打球の行方を見つめる楽天福山

 劇的勝利のヒーロー松本は、お立ち台で申し訳なさそうに言った。「なんかちょっと、しょうもない終わり方になっちゃったんですけど…」。3-3の延長11回裏1死一、三塁。初球をとらえた。投手返しのゴロに「やばいな」と思ったが、高く弾んだ打球は投手の頭を越えた。結果は最高だった。二塁への内野安打がプロ初のサヨナラ打。「勝ててよかったです」と、後半戦初白星をもらたしたhttp://faewuoiaer.asks.jp/353.html
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 劣勢の展開をはね返す起点も松本だった。3点を追う8回先頭で、四球を選んで出塁した。マウンドには今季、防御率0・00を続けていた楽天福山がいた。「スタメンで使ってもらっているので、勝ちにつながる仕事がしたいと常に思っている」と、あきらめていなかった。熱い思いは、つながった。3番中田も中前打で続いた。無死一、二塁と好機を広げて、仕上げは4番レアードだ。

 「すし男」として人気者の助っ人が、「サブちゃん」の愛称で無敵を誇った右腕を打った。142キロのツーシームをライナーで左翼席へ運ぶ同点3ランだ。自責0の牙城を崩したレアードは「まさか今日まで点を取られていないとは知らなかった」と、敬意を表しながらも、アプローチは完璧。打ったツーシームは「ゲッツー狙いで投げてくると思っていた」と、狙い打ちで仕留めたhttp://kjbyby.net/show/adebak3
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 7回以降は救援陣が無失点リレーで勝機をつないだ総力戦を制した。栗山監督は「こういうゲームがずっとできるようにしたい」と、勝利への執念が実った試合を振り返った。5位に沈む昨季日本一チームだが、持ち前の明るさは失ってはいない。DeNAからトレード加入したばかりの黒羽根も「本当にやりやすい環境です」と、どんな状況でも楽しく野球に向き合うチームカラーに驚く。負けは込んでいるが、野球を楽しみながら上位浮上を目指して戦い続ける。【木下大輔】

今季ホークスに加入し、初の球宴出場を果たしたデスパイネ

今季ホークスに加入し、初の球宴出場を果たしたデスパイネ

 今月15日に行われた「マイナビオールスターゲーム2017」第2戦で、最優秀選手賞(MVP)に選出された福岡ソフトバンクデスパイネZOZOマリンスタジアムで開催されたこの試合は、ファンにとってもデスパイネ本人にとっても特別な一戦となった。

 キューバの国内リーグにおけるシーズン最多本塁打記録保持者であり、代表でも4番を務めている大物スラッガーという触れ込みで、2014年の7月に千葉ロッテに入団したデスパイネ。この年はわずか45試合の出場ながら、161打数50安打12本塁打33打点、打率.311と、前評判に違わぬ豪快な打棒を見せ付けた。

 翌年から、千葉ロッテの主砲としてどっしりと主軸に座り、在籍した2年半で計54本塁打、187打点を記録。チームの2年連続Aクラス入りに大きく貢献するだけでなく、真面目なプレースタイルや「デスパ! イイネ!」というお立ち台でのパフォーマンスで、ファンからも愛される存在となった。

 今季から福岡ソフトバンクに活躍の場を移すことになったデスパイネは、入団会見で「たとえば40本塁打、100打点でもチームが負ければ意味がないこと。勝負を分ける場面でどれだけ打ってチームに貢献できるか。数字は後からついてくると思っています」と語り、千葉ロッテ時代と変わらず献身的にチームに貢献していく姿勢を示した。

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古巣の本拠地で耳にした応援歌

 今季は主に5番に座ってその長打力を発揮し、内川が故障で離脱した時期には代役として4番も務めている。6月11日の阪神戦で走塁中に肉離れを起こして10日ほどの戦線離脱を余儀なくされたものの、現時点での22本塁打はリーグ2位、61打点は同3位。ポイントゲッターとしての役割をしっかりと果たしており、自身初となる打撃タイトル獲得も視野に入ってきている。

 この活躍が評価され、選手間投票で初のオールスター選出も果たしたが、奇しくもオールスター第2戦は昨季までの本拠地・ZOZOマリンスタジアムでの開催。その日、慣れ親しんだ場所にパ・リーグ選抜の一員として帰ってきたデスパイネが、1点を追う4回の打席で耳にしたのは、千葉ロッテ時代に自身のために演奏されていた応援歌だった。そして、その打席でファンの期待に応える同点弾をバックスクリーンに放つと、本塁を踏んだ後にヘルメットを取ってファンに一礼。結局、計3安打を放つ活躍で、自身初のオールスターで見事MVPを獲得してみせた。

 試合後のヒーローインタビューでは、千葉ロッテ時代のパフォーマンス「デスパ! イイネ!」を行うなど、古巣に対する感謝の念を忘れなかったデスパイネ。いつまでも変わらないその人柄で、千葉のファンからも未だに愛されているキューバの大砲は、まだ経験したことのないリーグ制覇に向け、これからも変わらずにチームへ貢献するため戦い続けていく。

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ホークス甲斐が欠かすことのない「儀式」、グラウンドに記す「心」の意味

ホークス甲斐が欠かすことのない「儀式」、グラウンドに記す「心」の意味

 ソフトバンクにとって前半戦最大の収穫だったろう。83試合中48試合でスタメンマスクを被った。長らく、若手捕手の台頭が求められていたチーム事情にあって、ついに出てきた正捕手候補。積年の課題を解消する存在となっているのが、育成出身の捕手、甲斐拓也である。

【動画】盗塁阻止だけでなく三塁牽制でも驚愕の送球…ホークス・甲斐の強肩ハイライト!

“キャノン砲”とも言うべき、強肩を武器とするスローイングは、ファンには知れたところ。他球団にとっては脅威そのものだ。5月2日の西武戦(ヤフオクD)で放った初本塁打が、満塁本塁打という衝撃的な活躍もあった。打席ではバットを短く握り、ホームベースに覆いかぶさるように構える。とにかく、ひたむきという言葉がピッタリと似合う。

 その甲斐には、欠かすことのない、ある「儀式」がある。http://faehworuaoi.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/vawerxfaewr
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 スタジアムやテレビ中継を見て、気づく人もいるかもしれない。守備のイニングの始まり。投手の投球練習が終わり、腰を下ろすと、甲斐は地面へと手を伸ばす。ホームベース付近のグラウンドをしっかりと慣らし、最後に指で一文字を記す。毎イニング、毎イニング、一筆、一筆、丁寧に、だ。

「心」

 きっかけは、工藤公康監督からの一言だった。今季開幕1軍に名を連ね、スタメンマスクを被るようになった24歳は、ある時、指揮官から1つの教えを授かった。「キャッチャーにとって大事なのは気持ちなんだ。投手を勝たせたいという心を、絶対に忘れてはいけない」。指揮官の言葉を機に、この儀式はスタートした。
脳裏に焼きつく記憶、「改めて『心』という言葉の大切さを思いました」

 そして、別の思いも込めるようになった。「今の状況を当たり前だと思いたくないんです。常に初心を忘れないようにしようというか……」。2011年にソフトバンクに入団した甲斐だが、育成ドラフト6巡目。2013年に支配下登録され、背番号が「130」から「62」へと変わったが、1軍は遠い場所だった。

 6年に渡って、ファームでもがき、苦しみ、その末に辿り着いた1軍の舞台。これまで自らを作り上げてきた日々を忘れないように、そして、今、試合に出られている現状を当然のことだと思わないように――。初心、そして、自戒の思いが込められている。

「心」。この一文字は、甲斐の人生において、忘れられない言葉でもあったhttp://faehworuaoi.nikki.cmaker.jp/nk-20170620.html
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 甲子園を目指して汗を流した楊志館高校。ここに入学した時、2学年上の先輩には、大崎耀子(あきこ)さんというマネージャーがいた。甲斐が入学する前年に、末期の上咽頭がんを患っていた大崎さん。病を抱えながらも、マスク姿で部員をサポートする姿に、1年生ながら甲斐も胸を打たれたという。1年夏の大分県大会。楊志館高校は初戦敗退に終わったが、大崎さんは念願だったベンチ入りを果たした。そして、その年の秋、18年足らずの生涯を閉じた。

 甲斐が振り返る。「あっこさんがよく言っていた言葉が『心』という言葉でした。亡くなる直前、力を振り絞って、色紙に書いてくれた言葉が『心』でした。改めて『心』という言葉の大切さを思いました」。あれから9年が経った今も、当時のことは、脳裏にはっきりと焼きついている。

 いま、甲斐は夢だった1軍の舞台で、花を開かせようとしている。甲斐はあの「儀式」をこれからも続け、ひたむきさを忘れることなく、懸命にプレーするだろう。初心、自戒、そして、今は亡き「あっこさん」が大切にした「心」の言葉を胸にして――。

日本ハムのルイス・メンドーサ投手(33)が、今季3勝目を目指して

日本ハムルイス・メンドーサ投手(33)が、今季3勝目を目指して、21日の西武戦(メットライフ)に先発する。自身にとっての後半戦最初の登板に向け、「(西武は)パワーヒッターが多いので、低めに球を集めていきたい。早くアウトを取れるように、積極的にストライクゾーンで攻めていきたい」と気合を入れた。

 前半戦は先発ローテーションの座は守ったが、16試合に登板し、2勝6敗、防御率4・16。ここまで8試合連続未勝利と、好投しながらも結果が出ない日もあった。それだけに「メンタルの部分で(結果が出ず)納得のいかないことがあった。早く後半戦になって切り替えたかった。(球宴休みで)リラックスできたし、リセットできたよ」。リフレッシュした状態でマウンドに上がり、5月21日のオリックス戦(札幌D)以来、2か月ぶりの勝利を挙げたいところだ。

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 この日はキャッチボールやランニングなどをこなし、最終調整した。来日4年目で一番苦しい状態が続いているが、「体の状態はずっといいよ」と助っ人右腕。後半戦のスタートともに巻き返しを図る。(後藤 亮太)

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